〇凍頂烏龍茶とは
台湾で作られている烏龍茶の一種であり、青茶に含まれる中国茶です。種類としては烏龍茶ですが、日本で一般的に飲まれてる烏龍茶とは味や香りが少々異なります。ヨーロッパ圏を中心に人気のお茶です。
〇凍頂烏龍茶の歴史
19世紀中頃に中国大陸から伝わった茶の苗を、台湾の凍頂山に栽培したことが凍頂烏龍茶の始まりです。
もともと凍頂烏龍茶は、台湾の南投県鹿谷郷東部で栽培しているチャノキで作った烏龍茶のことを指していました。
1970年代の経済開放政策がすすめられた時期に、凍頂山一帯が輸出茶の開発・栽培モデル地区として選ばれ、凍頂烏龍茶のブランド化を図ったことから今では台湾広域で栽培されています。
〇味や香りの特徴
凍頂烏龍茶はクセがなく、まろやかな甘みのさっぱりとした飲み口が特徴です。
発酵度が上がるにつれ、フルーツのように華やかな香りになります。
一般的に知られる烏龍茶は濃い茶色ですが、凍頂烏龍茶は黄緑色なのが特徴で、“金色の烏龍茶”とも呼ばれています。
〇凍頂烏龍茶の効果
★花粉症
凍頂烏龍茶には普通の緑茶などに含まれているカテキンではなく、メチル化カテキンが入っているのが特徴で、花粉症への効果が期待できます。
メチル化カテキンは抗アレルギーの成分で、IgE抗体を抑える効果があるとされています。
さらには、ヒスタミンを抑えて、アレルギー症状を改善してくれます。
アレルギーや花粉症に悩む方には特におすすめです。
★美肌
凍頂烏龍茶に含まれるビタミンCとポリフェノールは抗酸化成分でアンチエイジングや美肌に効果的です。
タンニンは渋み成分で腸を整える効果が期待できます。
★ダイエット
烏龍茶ポリフェノールは美容に良いだけではなく
中性脂肪の分解を助ける効果がありダイエット効果も期待できます。
時間を短めにしてご自分の好みの味をみつけてみてください。
〇美味しい入れ方
①まずは茶壺(急須)に沸騰したお湯を入れ、温めます。
②次にそのお湯を茶杯(湯呑み)に入れて茶杯を温めます。
③茶壺に茶葉を入れます。1回5gが目安です。
④95度以上の沸騰したてのお湯を茶壺に入れ、45秒から1分蒸らします。
⑤蒸らしてる間に茶杯を温めるために入れておいたお湯を捨てます。
⑥お茶の濃さが均等となる様に、いったんすべて茶海(ピッチャー)に注いでから茶杯に注ぎ分けます。
茶葉は繰り返し飲めます。
抽出時間の目安は1煎目1分、2煎目1分、3煎目以降少しずつ長めに蒸らして下さい。
濃いと感じる場合は茶葉の量を少し減らし、蒸らし時間を短めにしてご自分の好みの味をみつけてみてください。
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